イタリアからのてがみ: 2008年03月 アーカイブ

« 2008年02月 | メイン | 2008年04月 »

2008年03月 アーカイブ

2008年03月01日

2月のぶどう!

この時期のぶどうには、冬の間に延びたつるを、伐って 画像のようにはげの状態に、しておかないといけません。一つのぶどうの木からの枝の数を2本か3本にしておきます。どの枝を残すかは、ぶどうに聞いてその答えどおりに枝を落とします。そして3月に、ぶどうが取りやすい位置にまで先端を下げ支柱や針金に軽くとめておく作業をします。でもその前に見たとおりに伐って置く作業と取ったつるを処理する作業をします。この切り落としたぶどうのつるで焼いた羊の肉が羊焼きには最も美味と言われていること?知っていますか?あ!日本では、あまり羊はたべませんか?このへんは、エトルリアの子孫ですから、何よりも羊です。
あ!ぶどうの話でしたね!

じゃあ2月のオリーブは?

 今困っていることは、水が少なかったのです。地球温暖化で、昨年寒くなかったので、冬が寒くないと?と心配していましたが、今冬はそこそこ冷えたので、気になる虫は死んでくれたみたいですが、水が少ない。雨が降らなかったということです。それでも少し草は生えたので、今日はElioといっしょにオリーブの畑の土の掘り起こしをしました。夕方、その畑の上にOrvietoが見えてきたので、画像をとってもらいました。植え変えしたオリーブや、昨年11月に植えたものがあるので、どうか3月に雨が降ってくることを,私は必死に思っていますし、全Orvieto人が望んでいるようです。Orvieto人の話題は、寒さから雨がふってくれることに変わっています。

Quercia

辞書には、オークの木(カシ、ナラなど)と書かれてあります。実はどんぐりですから、どんぐりの木です。この木とローマ松の木に囲まれているのが、Il Riposinoです。大木になり、葉はかしわもちを包んでいる小ぶりななかしわの葉みたいな形をしています。この葉が冬の間落ちないで春まで残っているのです。つまり新しい葉が生えると押されて落葉するのです。その落葉する前に、一年間たまったものを、集めて燃す作業をしたのです。これがたいへんな作業です。場所によってはひざくらいまでQuerciaの葉がたまっています。
そんな作業をしているうちに、山の子がお姫様に枯葉のベッドマットで、感激された話を思い出しましたが、山の子の言っていたとうり、枯葉のベッドは、そんなに良いものではないような気もしてました。でも表面は、お姫様の言っていたように、たしかにふわふわな感じのするQuerciaの葉です。そういえば冬のソナタにも枯葉を集めて燃すシーンがありましたね?私はユージンとはかけ離れたようなElioとともの作業でしたが。まあ?
 そして必要でない枝はチェーンそうで、落として、その木を整理して暖炉用として乾かすために積み込んでいるのが画像です。木は硬く長持ちし火力も強いものです。

2008年03月03日

緑と羊

 新緑のみどりと白い羊の群れが、非常に美しいコントラストをみせてくれる時期なのです。エトルリア人の末裔の我々は、(テベレ川とアルノ川に囲まれた国道A1号線の地中海側に住んでいたローマ人以前の民族)羊を、大切にしています。毛で洋服を作り、おっぱいでチーズを作り、肉を食べてきたわけなのです。
 ですから、羊のチーズも3ヶ月6ヶ月10ヶ月1年3年などという買い方をしたり、今では、牛と羊をミックスしたチーズを作ったりしています。それは、パルメジアーノ・レッジアーノとはいきませんが、けっこう羊のチーズもうまいですよ!好みで、何ヶ月くらいが好きだ!などといえるようになるとよいですね?私?10ヶ月です。

2008年03月07日

Fiorentina

Montevarchiという町に行きました。場所がChiantiの地域です。ちょうど昼の時間になってしまったので、適当な食事場所を見つけていたら、ただ正面が肉やチーズを売る店で奥にテーブルの並んでいるような簡単な店を見つけたので入ってみました。ひさびさにキニーネ牛のFiorentinaを頼んでみました。
 PastaやDolcieの美味しさはもう今さら私が言うことでもないのですが、イタリアの肉は美味しいのです。最近では、キニーネ牛が少なくなったとかで、(Tボーンステーキですので、)他の牛を使ってFiorentinaと名打って販売しているところもあるようです。
Camerieraも感じが良く主人も感じよく、「キニーネの牛は、最初と重さが肝心なんだ!」と言って焼く前の肉を見せてくれました。1020gのものでした。
もちろん、ワインはChiantiで合わせました。

2008年03月10日

小澤 征爾が来ました!


 こんな固有名詞出してもいいのか?と思うのですが、この記事を見ている人は限られているし、アクセスする人もそんなに簡単に近づけないから良いでしょう。Pasqua(3月23日)にRAI!(テレヴィ局です。)で放送するための録画とりで、わがOrvietoのDuomoでの演奏会でした。
モーツアルトのジュピターでした。Firenzeの演奏者を連れてのものでしたし、よくテレヴィで見る人たちもたくさんわがDuomoに集っていました。
学生が休みなのですか?今?せっかくなので、こんな時期にOrvietoに来ればただで小澤が見、聞くことができたのに!
 しかしこの町はたかが20,000人の人口とはいえ、そこそこのことをするものです。

リスが冬眠から覚めたようです。春なのです。

 ここには、何匹のリスがいるのかは知りませんが、大きな木を3本ほど切ったので、冬眠から覚めて驚いているようです。遊び場がなくなって、困っているのでしょうか?春なのです。
 私のデスクの横にはガラス窓を通して オリーブが一本あってその先に木で作った塀があるのですが、それ塀を渡ってくるのですが、私から見えるのです。相手からは、内側が見えないようになっているから面白いのです。
 今年度初登場のリス君は、体の色が茶色でした。この辺には、濃いグレーのものと茶色のものがいるのですが、初登場のこのリス君、ここIl Riposinoで秋まで楽しんでいてくれたら嬉しいのですが。

冬眠から覚めたようです。ところでリスは、冬の間、どこで冬眠しているのでしょうか?
ずいぶん今年は土を掘り返したり、木を切ったりしていたので、少し気になります。まあでも春です。

ぶどうの涙!3月のぶどう

 2月いっぱいにくもの巣のように生えてきたつるを、大体一本から4本くらいにして、まあ、はげ状態にしていましたが、今月いっぱいには、その残した1本から4本のつるを、8月の収穫のときに取りやすい位置まで、矯正して、横に張った針金に留める作業をします。
 昨年、この作業が遅れたので、今年は、少し早めにこの作業を始めました。そして針金に固定して、つるの芽の出そうなところの先1cmほどではさみを入れます。そうすると画像がわかりますか?ぶどうが泣くのです!こんなこと知らないでしょう?
 どうして?私は、片田舎の百姓ですから、あまり理詰めにものを考える性質でないので、またそれにまさかぶどうを作るとも思っていなかったので、ぶどう作りの知識がないので、近くの人たちに聞いたところ、この針金に留める作業のタイミングが早すぎたり、遅すぎたりするとぶどうが泣くのだそうです。そういえば昨年のこの作業は非常に遅かったのですが、みんな泣いていました!今年は早すぎたようで泣かれたみたいです。
少し理詰めで考えると、水はけのよいことろのぶどうは泣かないで、そうでないところは泣くのだと思うのですが。


また3月は!

 日当たりの良くなかったり、トラクターの通るのにじゃまになったり、大きくなって建物に、近すぎたりするオリーブの木を移動する月でもあります。また、状態の良くないものは、伐って新しいものに植え替えるときでもあります。水さえあればオリーブの植え替えは、いつでも良いのですが、3月に植えると、ただし、天候が順調ならですが、何もしないで、育ってゆくはずなのです。

2008年03月14日

PASQUA


復活祭と訳すわけです。宗教感のない我々日本人には、ピンとこない日ですが、Pasquaの休暇もあるくらい大切な時期で、でも春の到来を祝うという意味もある感じがします。風はやさしく、日差しもそろそろきつくなり始め、鳥は歌い、多くの花々が咲き始めます。なんとなく、走り出したくなる感じです。気の早い若者は、自慢の肉体を見せはじめていますし、道端では、野生のアスパラガスを探す人が増えてきます。みんな明るい顔つきです。日本はさぞ、花粉で悩んでいることでしょう。ここは、日本に比べれば天国です。

Barには、ごらんの卵が並びます。生命力を意味するもので、キリストの復活を祝う卵です。キリストは死んで3日後に復活したのだから、3月20日に殺されたのかな?だって3月23日が復活際当日ですから。卵の中にはおみやげが入っていて、まわりはチョコレートなのです。バレンタインDayのチョコレートはあまりにも日本では、ポピュラーになりましたが、Pasquaもいいのに!と思うのですが。

2008年03月21日

Buona Pasqua!

 今年は23日がPasquaで24日がPasquettaです。この二日の前の週に会うと、わかれのときに Buona Pasqua!と言って分かれます。学校も一週間ほど休みになります。クリスマス前に Buon Natale!と言うのと同じです。
キリストが誕生して祝うのがクリスマスで復活して祝うのがPasqua!
一般のイタリア人は信仰心が強いと思えませんが、休暇は確実に決まっていて、休みの日は、しっかり休む!というのが一般的なイタリア人かな?と思えるのです!
 ところでキリストのことイタリア語でなんと言うか知っていますか?クリストなんて言っても意味がわからないですよ!Gesu!です。はいローマ字ですから!ジェス!と読み言います。


Tulipano

 チューリップです。私は、いささか花の名前を知らないほうだと思うのですが、チューリップは知っています。
もうここに来てあしかけ10年ほどですが、私は植えた覚えがないのですから、以前の住人が植えたのでしょう。肥料一つやるわけでもなく、場所が斜めなので、羊も入れていないのに、毎年良く咲いてくれます。昨日の雨で、朝だったせいか、冴え冴えとして、鮮やかでした。
Tulipani?でしょうか?

2008年03月23日

Tulipano


今日はPasqua当日

Pasquaの朝食
 チーズの入ったパンの上にCapocolloを乗せたものです。Capocolloとは、豚の頚椎のところを言います。その部分が豚の肉では、一番の美味とされています。その部分の生ハムを乗せたパンです。Pasquaの朝はきまってこれを食べ、それからミサに向かうのだそうです。
はあー?私は?  仏教徒です。

2008年03月29日

Coreggare!

手入れの終わったぶどう!
Coreggareがやっと終わりました。ぶどうから、ずいぶん涙を流されました。二日も三日も泣いているものがありました。
この辺では普通ぶどう畑の突端にコンクリートの柱を使います。毎年このぶどうのつるを矯正する前にそのコンクリートの柱の穴に太い針金で端から端まで、しっかり針金を張る作業をして、ぶどうの枝の矯正を始めるのです。でも永い間には緩むので、土木用のブロックを積むときに芯に入れる鉄の柱を曲げたもので、針金を巻き込みコンクリートの柱に引っ掛けて張るわけです。わかりますか?言っている意味?
この作業は、これからぶどうの芽が出てぶどうが重くなったときもする作業です。
あっ!この収穫しやすいところまで枝を張った針金に付ける作業をCoregareと言います。矯正するという動詞です。

これが終わるとイバラの撤去作業です。有機はたいへんです。毎年イバラが同じところから出てくるのに、一切薬を使わないのですから。まあこれは、直ぐにしなくてもいいので、今日は、激務で痛くなった体を少し休めます。


2008年03月31日

日本との時差!

今日から変わりました。7時間の差です。つまり、夏時間ということです。寒いのですが。

About 2008年03月

2008年03月にブログ「イタリアからのてがみ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年02月です。

次のアーカイブは2008年04月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34