イタリアからのてがみ: 2008年08月 アーカイブ

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2008年08月 アーカイブ

2008年08月01日

オペラ

オペラのコンクール
 毎年のことですが、この時期は、オペラのコンクールをやっていて、町には、音楽家や、声楽家があふれていて、家々から、練習をしているのか?楽器の音や、オペラの声が聞こえてきます。今年は、Pietro Mascaniの カヴアレリア・ロステイカーナで、アヴェ・マリアという間奏曲で有名なものです。
 わが日本の誇る、石上 朋美さんが、ファイナルに残っていて、8月末までここにいるというので、昨日いっしょに食事をしました。8月16日には、テアトロ Mancineliで、出場するというので楽しみにしています。
 
私はこのところ、日々、泥酔して眠りにつくようになっていますが、昨日は、外での食事でいたので、飲む量を抑えました。でも微炭酸の白で旨かった。何を食べたか?ですって?ないしょ!ないしょ!



2008年08月05日

松の葉

 日本も暑い日々が続いているようですが、ここOrvietoも連日40度近い気温が続いています。ただ乾燥しているので、日本の熱さとは違います。でも暑いので、「良くぞ男に生まれけり!」という言葉がありますが、どうしても身に着けているものを、脱ぎたくなります。それでも、太陽の照りつける陽の強さは「痛さ」を感じるほどです。全ての生きものは、日陰を求めています。
 そんな中、当Il Riposinoには、Romaの赤松があり、これが、針葉樹のくせに、暑いこの時期に葉を落とすのです。その処理をしておかないと、秋に雨が降ると樋がつまり、何しろ、松の葉は酸性が強いので、下から緑が生えて来ません。
ですから、このように、暑さを圧して、労働をしないといけないのです。サングラスと帽子と水筒が必要です。
  
 


2008年08月07日

Firenze

Frenzeのメデイチ家の洗礼堂の近くに、アジア系のスーパーがあります。
人に会うためにFirenzeに行ったのですが、そこで少し、買い物をする時間もさぐっていたのです。Firenzeくらい大きな町ですと、醤油はじめけっこう東洋系食材が揃っています。白菜を6つ買いました。そして、しょうがの良い感じのものもあったので、これも買いました。だいこんも狙っていましたが、良いものがありませんでした。
 白菜は、Orvietoに戻り、フライパンをキンキンに熱してさっと炒めて食しました。旨かった。

 今日は、トマト生姜に玄米を食べました。私は、これは、夏の食べものとすると群を抜いたメニューと思うのですが?トマトを角砂糖(角砂糖なんて今はないかな?)くらいに切って生姜に塩で、ご飯 食べると、食欲のないことを忘れてくれさせるほどのものです。 しかし同じ方法で日本でやってみたらダメでした。トマトが柔らかすぎて、こしがなく、しかも甘すぎたのです。
 残ったそのトマト生姜汁に、そうめんを笊に茹で、さっとかけるとそれも抜群の味です。
夏、食欲のない人、私に聞いて下さい。ひやし中華やアイスクリームだけが夏の食ではありません。

2008年08月09日

Sagra


Sagra
お祭りと訳が出ています。この時期には、小さな集落で、このSagraが行われます。パスタ、かたつむり、もちろんワイン、トリッパ、ポレンテ、いのしし!フォカッチャーなどなど町で得意なものを、その住民が総出で、接待をします。もちろん、カンターレの国ですから、ミュージシャンとくにアコーデオンの演奏が多くついています。
 今年は、何かあまり時間がなくて行けなかったのですが、昨晩、イノシシのSagraに小さな部落へ行ってきました。まあまま旨かったです。
 素人集団なので、会計はじめ、商品を受け取り受け渡しの作業に、慣れていない人が多く、もともとここイタリアは、ルールがあるようでないことがあり、しかしここまで奥に入ると、東洋人など見たことのない人が多く、私は外人特権を利用できるので、何か優先してサービスされます。ただスタートが8時ですから、終了が12時を過ぎてしまうのはあたり前の世界なので、旅人には向かないかも知れません。
微炭酸の冷えた白が旨かったのです。 ちなみにここは Guardeaという町です。Lazioかな?人口800人くらいかな?

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2008年08月13日

タバコ

タバコ
ここのところ、高速を走ると、大きなスプリンクラーに水遣りをしている畑があります。もうひまわりは終わったはずなのに?と思い、その畑をよく見ると、やけにハッパの大きい植物に出会います。この地方でよく生産されるタバコなのです。ここのところ、体に害があると言うので、評判がよくないものですが、この地方では、今の時期、大きなトラックターの後ろに鉄の枠で囲われたハッパをたくさん乗せて、動いている光景を見ることができます。日本にもあると聞いていますが、あまりこのように、簡単に手で触れることが出来ない環境なのでは?と思っています。国道A1を走ってこの時期、スプリンクラーと何か大きなハッパを見たら、タバコです。

2008年08月16日

Orvieto

Orvieto
イタリア中部ですとこの8月15日をすぎると、日本的に言うと秋を感じます。特に朝晩は冷えてきます。フェラアゴーストという8月15日は、夜、マドンナがDuomoから、Santo Andreaに移動する日です。多くの観光客もあつまりにぎやかです。Elioがそのマドンナを担ぐというので、行こうと思ったら、風が吹いてきて、パラソルの整理や何かに追われ、行く時間をすぎてしまって、その行事を見ることが出来ませんでした。判らない?木の彫刻で出来たマリア様があるのです。それを神輿みたいに担いで、Duomoから市役所のとなりのサント・アンドレアという教会に移すという儀式があったのです。そのマリア様の神輿をいっしょに農作業をやってくれているElioが担いで、移動をするということなのです。Orvieto人にとっては、重要な日です。
そんな日私は、オリーブの内側に着いた枝を切る作業をしました。


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2008年08月22日

愛 Amore!


 
友達が結婚することになったのです。齢62歳で初婚 相手は 21歳。その彼女の誕生日に呼ばれました。食事を馳走になったのです。Main料理は、アルゼンチンの牛でした。アルゼンチンというと、ミルバのアルゼンチンの人達泣くな!とかいうカンツオーネくらいしか頭に入っていないのですが、まさか牛肉が旨いとは知らなかったのです。食べると愛を感じられるものでした。(?)
早速デスクに戻って、世界年鑑でアルゼンチンを見ると、肥沃な農牧地帯があるみたいで、たしかに牛はたくさんいるみたい。
  
 しかし、愛のカップルを見るのは、楽しいものでした。ずーととは言わないけど、まあまあ、幸せであって欲しいと願った、夕食会でした。
 「うらやましい!」などとは決して思わなかったし、「犯罪!」とも思いませんでいした。

 その愛のカップルの写真を載せても良いですよね?この記事を見ている人も そういないでしょうから。本人たちの承諾?「そんなのとらない!だってあんな若いんだもの!」「え?うらやましがってる?」っつて?「まさか!」
全部ひとり言です。



2008年08月25日

今井 由佳

が、Trezzo Sull’Addaというところで展示会をやっているという連絡があったので、行ってきました。今日は、バカンスの最後のユーターンのピークで、Firenzeまで、5時間かかってTrezzo Sull’Addaまでは、なんと9時間の旅でした。500KMで9時間の旅は、初めての経験でした。それほど渋滞は、激しかったのです。
 でも久々の、再会で楽しいものでしたし、 Trezzo Sull’Addaという町がまた素敵でしたし、テーマが、Lo Specchio Dell’Arteというものでした。
そういえば、彼女  Anconaで、Edguardo Mannucciを偲ぶ会で賞を受けたとか。聞きました。知っている日本人のこうした活躍を嬉しく思うのです。
 

Crespi D'Adda

 ロンバルデイア州にあるこの町は、労働者の理想的な町として世界遺産に登録されているというので、行ってきました。非常に閑散としたところで、紡績工場の跡地で、ゆりかごから墓場までという理想の町としての世界遺産なのです。実はこの紡績工場というもので、前橋と何か関係があるのでは?と思って行ったのですが、残念ながら博物館もなかった。役所に行く時間のなかったので、機会を見つけて、再訪を誓った旅でした。
 我々のようなイタリア中部の者にとっては、イタリア的とは思えないところも見受けられ、でも安全で、健康そうな町でした。
どういうことか?というと、中部以南のイタリアでは、人や車がいないと、信号を守らない、停止線では、停止をしない。もし停止すると少し長めのクラクションであおられるのが当たり前、普通の道で100km以下で走るとまた長めのクラクションは普通。だから信号は赤が黄色や緑より大きいのです。しかしここでは、あか、あお、黄色の信号の大きさが同じなのです。そして、停止する。あおらない!良い町です。でも、Barもなかったのは、寂しい気がしたのです。


2008年08月29日

イタリアの日本大使館

から突然の電話があって、7月20日にRoma Fiumicino空港に行きましたか?という問い合わせに、手帳を見ると、行っているので、行っていました。というと、「あなたのパスポートが届いているので、Romaに来る機会があったら、取りに来てください。」という連絡。この手の不始末は、私にとっては、よくあることなのですが、全くパスポートがないことに、今まで気がつかなかったのです。海外に住む者にとってこんな重要なものが、ないことを気がつかないことに、我ながら、情けなくなっています。
すり、おきびき、かっぱらい、詐欺師の悪名高いこのイタリアで、自分の不始末で大切なものが、戻ってきたこと、ありがたく思っています。
 誰かに感謝しないと。

2008年08月30日

実りの秋!

 少しぶどうがおくれましたが、それでも、色が着き、糖度が上がりはじめています。朝の気温は、13度くらいで昼は、まだ33度くらいになるので、この気温差が糖度を増すと言われています。全ての植物が雨を待っていますが、地下からも水分がジワッと上がってきているみたいで、今まで枯れていた、下草が、緑っぽくなっています。もう北の方から雨模様になるので、もうすぐに雨がくることでしょう。来れば3ヶ月ぶりの雨です。
今日は、敷地内に多くの果物があるので、一時間ほどかけて果物をとりました。
イチジク、なし、Frutta Di Bosco、食べるぶどう。ところが、私はあまり果物を食べないのです。(来たお客様に出すくらいですが、)いちじくは、この時期に獲らないと開いて、きたなくなるので、仕方なくとっていますが、たくさんあるので、友人のレストランにあげようと思っています。何に?プロシュートといっしょに食べるのがベストと言われています。やって見て下さい。あっ!緑で、熟れているイチジクが日本にはないですね!ここでは、メロンに生ハムは、定番では、ありません。このへんでは、何しろイチジクにプロシュートです。

 しかし、ぶどうはきれいです。色が着くと「果物の王様!」と感じるのです。ぶどうは、ワイン用のぶどうと食べるぶどうは種類が違うのですが、ワイン用のそれの間に、食べるぶどうを何本か植えてあるのです。でもこれみんな自分で作ったものと、思うとすごいと思っちゃうのです。たいしたことはしてないのですが。

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