イタリアからのてがみ: 2009年06月 アーカイブ

« 2009年05月 | メイン | 2009年07月 »

2009年06月 アーカイブ

2009年06月05日

オリーブの花とジアルソミーナ

2008%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%81%AE%E8%8A%B1.JPG

 先月小さなつぼみがつき、やっと花になりました。この白い花が黄色に変化して落ちます。落ちた花は、十字架状になっているのです。木の下は、その落ちたオリーブの花で埋めつくされます。花のあとには、小さなオリーブの実がついています。
 乾燥がはじまっています。でも冬の間に蓄えた水分を含んだ粘土層からその木の全ての力を使って水を吸い上げています。力を貸したくなるほどです。蟻がオリーブの幹に巣を作ろうか?と探検しています。
 風は爽やかで、オリーブの葉の裏が銀色になって、風が吹くと(なびくと)濃い表のみどりと裏の銀色が微妙なコントラストになり、私が最もこの木を美しく、かついとしく感じるときです。
 
 ジアルソミーナ(ジャスミン)は、甘い臭いのする花です。あるときにあるホテルで自然なあまい香りと、白の色彩に魅せられて、当Il Riposinoにも植えたものですが、少しさまになってきました。
木犀の香りよりほのかで、穏やかです。(わかるかな?)

2009年06月20日

09年6月20日のOrvieto

 もう強烈な乾燥が始まっています。全ての植物と動物が長いこの乾燥に50日ほど耐える日々が続くのです。我慢我慢の日々です。もちろん梅雨に比べれば?という発想はないので、連日35度Cを超える日々には、夏大好き人間の私も、辟易するのです。もう絶対に、シエスタしないと体が持たなくなっています。プールを開けました。また虫達も生きるための戦いをしていますが、私は、うっかりSiepeを切っていて、(Siepeは辞書を見たら、生垣と出ていました。ヒイラギとAlloroローリエの木がかなり多くの部分で生垣としてあるのです。)うっかり蜂の仲間達の領域を犯したみたいで、攻撃を受けて、耳に刺され、耳がダンボになってします。
その後もいくつかの巣を見つけて、みなプールの近くなので、まずいと思って、USL(まあ保健所でしょうか?)に連絡をしたら、「行ってられない。でもプロシウートのハエよけの袋を買ってきて、朝、蜂の動きの鈍いときに、その袋をかぶせて蜂専用の殺虫剤を使えばいい!」という返事なのです。しかし、蜂に刺された記憶の新しい私としては、本気でいやだったのですが、やる人もいないので、男まことさん男気で蜂に挑戦して、何とか、やっつけました。

ぶどうは、もっとも乾燥に強い植物ですので、でも画像のとおりでもっとも木の力を感じれる時です。
オリーブはまだまだです。あまりに小さくて画像にも出来ないくらいのものです。
 
こう熱くなるとニッポンでは考えられない生活習慣を伝えます。まず気温はますます上昇して40度を超える日もでてきます。それでもエアコンの普及がされていません。時にはレストランでもエアコンがありません。朝は爽やかです。気温も低く15度くらいでしょうか?その爽やかな風を部屋の中に入れるのは、9時ごろまでにします。その後は全部ペルシアーニ(外向きのルーバーです。)を閉めて全部のドアを閉めきっておくのです。だから暗いのです。でもそうすると外から入ってくると涼しいのです。壁の厚さと石造りだからでしょうか?しっかりシエスタが出来るのです。アジアの生活でエアコンのない夏を想像できないことでしょう?信じることが出来ないと思いますが、快適なのです。40度を超えたときでも木の下で居眠りが出来るのですから。
 まあ湿度がないだけですが。
 でも熱い!ありが倒れるぐらいです。大げさに!と皆が言いますが、本当に熱いですよ!
 村の人達の話では、今年は殺人的な暑さになると言っています。
 ベルルスコーニの話?Orvieto市長の話?
 やめます。


2009年06月29日

大きな木を切りました!

オリーブの畑の一部に、大きな大きな木が3本あって、成長の進まない木がありました。
私にとってこのオリーブの木は生命線なので機会があったら切らないといけないと思い続けていました。やっと、乾燥期を向かえ、地面がしっかりしてきたので、切り落としました。これが簡単なことではなく、高所作業車を借りてきて、チェーンそうで枝を落としていって、最後に胴体を切るのですが、ハードな仕事です。
 この木は、戦後(戦後という言葉もいつかは死語になってゆくのでしょうが、またイタリアは、敗戦国です。)国が植林したものだとか?しかし全く養生をしていなかったので、たいへんな作業でした。
切った枝や木は、少しほっておいて、乾かしてどうしようか?と思っています。この種の木は、燃料にすると煙突をやにでいため、COの発生を促進し、燃焼時間が短いというどうにもならない木なのです。
 ただ、陽があたり、オリーブの木のこころも、私のこころも少し爽やかになりました。

そして Siena


 有名なパリオのシーズンに入るところで。カンポは、もう観客席が出来ていて、街には、各村々の旗がなびいて、活気のある季節でした。この馬のレースや賑わいは、どこでも報じられています。私はSan Francesco駐車場から登ったところに、こっけいな窓があったので、画像を撮りました。こんな窓を作った家のひとに会ってみたくなりました。日本では、許されないことでしょう。  でも面白いでしょう?
不謹慎ですか?

About 2009年06月

2009年06月にブログ「イタリアからのてがみ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2009年05月です。

次のアーカイブは2009年07月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34