イタリアからのてがみ: 2014年07月 アーカイブ

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2014年07月 アーカイブ

2014年07月12日

白屋(Orvietoから)

 白さは、家の誇りみたいな表現がこの国にはあります。なぜかというと、ほとんどの家の中の壁は塗り壁の白なのです。そこでこの国にある特殊でほかの国にない職業が、白屋(Imbianchino)という職業です。
 
 ヨットマン(Sailor)が来ていてくれていて、白屋に頼むのも、うっとうしいし、やろうか?ということになり、始めたのです。この作業、まず、天井と壁についた誇りやクモを除き、やすりでこすり大きな汚れを取るこのから始めるのです。ですから、猛烈なほこりになるのです。

そのため、最初の仕事は、すべてのもののビニール掛けです。これが大仕事なのです。

 この作業、家によっては、3年に一度くらいその白屋を使って行います。そのたびに、けっこう高額な料金がかかります。
 
 ここは、暖房をストーブでしてしているので、汚れます。
このとうりです。

それなので、二度か三度くらい塗るのです。手、ローラー、吹付けを使うのです。この作業も上腕三頭筋、腰、全身のバランスが鍛えられます。

 塗って、乾かして、また縫って乾かして、すべてのカヴァーしていた、ビニールをはがして、完成です。二日と塗料代などがかかり、労働の喜びを得ました?
そして、

 私の宝ものの10年ほど前に、Spainで買った、100年前のピストルも、くっきり見えるようになったのです。
  そして、Orvietoの財産であるグレコもこのとうり!見事に見えるようになったのです。

ね?

2014年07月13日

Elioから昼食の誘いがあって

 しばらく、辞退していたのですが、「女房がパッパルデッラを作るから!」という誘いに断れなくて、昨日、昼にお邪魔したのです。この春とったチンギアッリ(いのしし)がメインの食事でした。まず、そのパッパルデッラのチンギアッリ

 奥様のミレッラの作品でして、たくさんの量です。
一人前が、こんなものです。

これをみんな二回おかわりするので、きっと、Mainはないものと思っていたら、
Mainが、そのいのしし肉で、

それでも自分で盛り付けて、こんな少量にしたのです。
そうしたら、次が

ヴテッラのトリフかけで、

みな、Elioが自分でとったものの連続のメニューでした。
その上、土産には、

こんなもの(トリフ)までもらってしまいました。
料理の材料はたしかに、全部自分たちで生産したものや、銃で撃ってとったものではありますが、いのししに至っては、油をとるのに、5時間、それを煮るのに、3時間と昨夜からずーと、私のために、多くの準備をしたことを知っていて、手ぶらでは、すませられないと思い、ケーキ屋にElioのためにというケーキをオーダーして持参しました。
 でも今日の昼飯、重かった。健康診断を控えている身の私は、減量に心がけているときに、失敗をしたのです。
 
 まあ、多くの失敗の連続が私の人生ですから。
 しかし、ヨットマンと「重かったよな!」と言って、それでも夜には、再度、ワインとつまみはしっかり食べた一日でした。

2014年07月21日

Chi sa Che sara?(どうなるか 誰がわかる?)Orvietoから!

 もうここへ来て、17年になりますが、夏にこんなに天候の悪い日々ははじめてです。農業従事者の多い日本以外のところでは、多く、日々の挨拶に、天気の話題が出てきます。この夏の挨拶の多くは「Mamma mia!]や「Madonnna!」と言い始めるので、私も「俺もこんな天気の悪い夏は、はじめてだ!まったくねえ!」と言って返すと「でもこれからよくなるよ!」と必ず言ってくるのです。
 このなんというか、深刻さのない?明るい?楽天的な?国民性は、いったいどこから来るのでしょうか?
 そんな夏でもここIl Riposinoの今年の今の作品を披露します。

 まびきと虫よけに心がけたら、自分でもみごとと思うようなものが出来ました。ここ、二か月以上、花屋に行っていません。家の中は、ばらの香りで満たされています。(女くさいのです)
 それから、

 なしです。なしの木が二つあるのですが、これもよく出来そうです。もうすぐ、はちが寄ってきて、食べ始めることでしょう。

 普通この時期になると、緑は、ぶどうとオリーブくらいで、あとの地面からの植物は、乾燥によって、枯れてくるのですが、まだ多く緑が保たれています。
この木は、昨年、幹に空間を入れたもので、みごとに再生したものです。長年のぶどう作り者たちの知恵の傑作です。

 ね!すごいですね!
 
でも全体では、まだまだです。40度Cくらいの日が続きカタツムリがこの暑さよけにこのぶどうの葉っぱの裏に隠れるくらいの様子が続かないといけないのです。

 いちじくです。あまり日本では、みかけませんか?これにプロシュートは、絶品です。このイチジクも例年と同じように出来ています。

 これが困ったものです。今のところ例年の三分の一くらいの出来に感じます。近郊の農業従事者もまったく同じように、例年の半分とか、四分の一とか言っています。でも「これから良い天気になれば!」と言っています。
まあ、私も天気ばかりは、悩んでも仕方ないので、「Chi sa che sara!」誰がわかる?先のこと!と思いましょうか?私は、このChi sa Che  sara!という言葉が好きです。消極的な意味ではなく、これ以上出来ないところまでやれば、 Chi sa Che sara!と言うしかないのですから。
 このイタリア人のある意味では、楽天的な、考え方!学ぶところがあるのです。まだ、でないお化けに、怯えていますか?
 え?私。怯えています。

2014年07月30日

Napoli

には、多くの言葉があります。「ナポリを見て死ね!」「ケ!ナポレターナ!」モッザレッラは何と言っても「Napoli!のブッファロ(水牛)!」「PizzaはナポリのMattozzi」何しろ、「食い物と女は何と言ってもNapoliさ!」
 ナポリを見て死ね?は、ナポリの風と光、景色、人、などほど美しいものはなく、見てないとこの世に生まれたという意味がない!ということのようです。北の人の多くは、「ケッ・ナポレターノ!」などとナポリ人を人間扱いしない言い方を良くします。北というのは、イタリアでは、北イタリアのことで、ミラノ・トリノ・ヴァネトの人たちで、体が大きく、直毛でブロンドが少し混ざるという人種たちのことで、キムさんの国のことではありません。北の人たちにとって、ナポリ人などは、怠け者たち、うそつき、泥棒たちみたいで、人間ではない!みたいな言い方をしています。最近では、「ケ・チネーゼ!」と世界で嫌われている中国人旅行者にも使っています。食べ物の国イタリアでは、たしかに、モッザレッラやPizzaは、何といってもナポリという人が多く、私も数年前に、NapoliのMattozziに行ってPizzaを食べ、そこで使っている粉を分けてもらって、うちのPizza窯でPizzaしたこともあるし、Orvietoの空軍に勤務する友人があまりナポリのブッファローのモッザレッラを強調するので、じゃあ持ってきてみろよ!と行ったら、本当に、軍の手配で持ったきたこともあるし、たしかにうまいのです。

女は?私は知らないので、言わないことにします。
 さて、これをご存知ですか?

通常、カフェナポレターナと言っていますが、正確にはCaffe Alla Napoletanaと言います。ドリップ式のコーヒー沸かしで、通常使われているものに比べて手間が少しかかりますが、どうしてか、マイルドになるのです。信じなれないくらいにマイルドになるのです。もともとイタリアのコーヒーは、世界一と信じていますが、このナポリのコーヒーは、絶品になるものです。
Espressoが苦手な人でもこれは、機会があったら試した方がよいと思います。いけます。
画像が反対でした。

注ぎ口を上に置かないといけないのです。Napoliの家庭のように、きたない台所にしてみました。

そういえば、イタリアのカンツオーネ・「サンタルチア」も「オオソレミオ」「フミクラ」もNapoliですね。イタリア第三の人口を誇るこのNapoli,そこの民謡も誇れるものがあるのでしょう。
そういえば、イタリアというと、
Mangiare Cantare Amoreー食べて、歌って、愛して
 順序は?
Napoliには、皆揃っています。
 でも俺は、Orvietoでいいや。

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