イタリアからのてがみ: 2015年08月 アーカイブ

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2015年08月 アーカイブ

2015年08月05日

大地は褐色に変わって!Orvieto

 日本の暑さも殺人的ですが、今年のOrvieto近郊も、連日暑さが続いています。ヨーロッパの夏は湿度がないと言ってもこれが強烈で、私は、たまたま短い国外に行ってFiumicino空港に降りたときに見たイタリアの大地は、褐色に変わっていました。ここIl Riposinoでも、

 こんな状態です。よく見ると、地割れも出来ています。

 すべての植物が、必死に、水を求めて耐えています。多くの木は、自らの身を守るため、葉を落とし実を落としています。ところが、ぶどうは、緑を保っているのです。すごい植物だと思うのです。
私は、ほぼ毎日、はだかですごしているのです。でも陽に皮膚が当たると、痛いのです。日本の人は湿度がないからいい!と言いますが、この皮膚の痛さも強烈です。もう美しくなくなった私の手も、普段時計をしながら仕事しているので、こんなに日焼けしたのです。

 パリに住む友人に電話したところ、あまり今年パリの夏は暑くないようです。まあ、もともと30度を超えるとフランスは、死ぬ人が出て、何人死んだか?でその年のワインの出来を予測できるほどなのです。ワインの良い年は3万人以上の人が死ぬのです。これうそではありません。

 はい、そんな中私は、元気で、やっています。

 Orvietoのスーパーには、ほぼ毎日行きますが、こんな、米Pastaを見つけて、作ってみました。OrvietoのCoopにあるのですが、私以外にこんなものを買う人がいるのでしょうか?でも、ためし食いをしてみました。何のための米Pastaなのでしょうか?もちろんMilanoのExpoで日本食が、大きな評価されているのは知っていますが。

こんな風に。
え?のびたラーメン?
ではないのです。暑かったのでアボガドのPata Freddoです。けっこううまかったです。でもこれPasta?冷たいやきそばかな?この米Pastaは。

 それでも、イタリア中部の暑さは、あと10日ですね?Ferragostoつまり8月15日になるともう涼風です。
熱中症に良いと言われる水出しのお茶を飲みながら、頑張っています。

2015年08月15日

Ferragosto! Orvietoから!2015年8月15日

 8月15日は、日本では終戦の日というイメージが強くて、ほかの国のことを知りません。イタリアでは、8月15日というとFerragosto(フェラゴーストとでも呼びましょうか?)といいう日で、働いているのは、私一人くらいでしょうか?祭日でして、マドンナが昇天した日みたいです。マリアさまは、昇天したのでしょうか?起源は、ローマの初代皇帝アウグストスの誕生日に、よるものだそうですが、約2000年前の皇帝の誕生日をいまだに祭日とするのは、すごいと思いませんか?高校生から借りてきた年表を見ると、そのころの日本は、弥生時代とだけ書かれてあります。

サーと雨が来ましたが、まだ乾いていますね!緑はぶどうとオリーブの木だけです。

それでは、きっとミサやっていると思い、久々にDuomoにいきました。そうしたら、

正面が改造中でした。でも中は?と思って信者でもないのに入って見ると、やはり、

 やっていました。ミサは、ローマ法王のミサにまぎれて入ってしまったとき以来ですが、しばらく聞いていましたが、ふと終戦記念日にミサを受けていると、大戦で死んでいった人が悲しむと思い、Il Riposinoに戻り、外で朝食を準備しました。まだ、まだ昼は暑いので、水出しのお茶、野菜入りのジュース、バナナ、パン、コーヒーにしました。きっとこのテーブルを見ているリスは、寄ってきませんが、大きな白と黒の意地悪な鳥は、こっちを見ていました。

 明日は、Romaで愛子さんに、ロマネスクを中心とした建物の勉強です。以前の講義で受けたベルニーニ・ボロニーニのバロックは、少しポピュラーになってしまいました。で今回は、それより古いでも大切な、ロマネスクを中心としたものをお願いしました。お嬢さんも一緒になる予定です。もうきっときれいになったことでしょう。

2015年08月23日

Orvietoから秋!もう?

 Ferragouto過ぎると本当に、秋になって、朝晩は、もう暖炉を考えるくらいです。Il Riposinoの果物は、プルーンが終わって、いちじくが盛りで、梨を待っているときです。

このいちじくというものは、雨が来ると中の蜜がでてしまうので、今日は、知り合いを呼んで、早くとってもらっています。バカンスの終了になりそうなので、私は、Romaの愛子先生に、ロマネスクの講義に行ってきました。最初は、Santa Maria Maggiore教会から始まって、Santa Sabina教会までの勉強でした。観光客だらけのRomaは、でも車も少なく、快適でした。それでは紹介します。
まず、アッピア街道です。

確実にアウグストスは通っていますよね?ネロも?テトス・フラヴィオも。何か感じるのです。その人たちと同じところに立っていると思うと、不思議と、豊かさを覚えるのです。人はだれも2000年前も同じか?などと感じるのです。

 これすごいですよ! Santa Sabina教会です。日本にまだ紹介されていないかも?です。先日ここで、見つかった壁画です。今、マリアさま(Madonna)は、白さの極限で白人ですが、良く考えると、民族から言うと、黒いはずですよね?で、このキリストを抱いたMadonnaは、少し黒いのです。

 言わずとしれた地中海松と水道橋ですが、ここまで来る(Roma)としっかりまだ並んでいます。画像は、わざと地中海松を入れたため、きれいではありませんが、お許しください。でも何しろ2000年も経っていますので、埋もれてしまってもいます。そこから湧水が出ていました。

少しRomaは雨でした。でもそれほど激しいものではなく、何とかロマネスクの勉強が出来ました。
 お礼にテルミニ近くで食事をしました。
今日の私のおつきは、こんなにかわゆい二人の少女でした。愛子さんのお嬢さんで、ジュフレーダLisaとEmiちゃんです。

2015年08月30日

はつもの! ポルチーニ Orvietoから

 まだ8月ですが、後半になると、道路にPorciniと書かれたトラックが止まるようになります。その販売者のほとんどがナポリ人で、プロのだまし屋なので、かかわらないのが良いのですが、今日は4人の料理人といっしょで、しかもまだ8月なのに、「少し見ましょうか?」ということで、一カセット10ユーロという価格にも魅せられて、寄ったのです。手に取ったポルチーニは、良質で、みごとなもので、買うと、「三カセット買え!」みたな言われ方をされ、何しろ初物なのでいいかと思って、しかも道路で、早くお金のやりとりをしないといけなくて、適当にお金を出して、家に帰ったのです。

 プロの料理人は京都の河上シェフたちです。そうしたら、Fintoでした。見せるポルチーニは、カセットに入ったものではなく、別なところからのもので、カセットに入ったものは、茎の部分がカスカスの痩せたものでした。その上、払った金額がどうも合わないのです。料理はプロのみなさんですから、茎の部分は、スカスカでも傘の部分は変わらないということで、

 つまり、今、私の持っているものは技なので、フライパンで、調理をしました。

 最後にパルメジアーノ・レッジアーノをかけると、みごとにポルチーニのソテイーの完璧な味になってしまうのです。もちろん料理人の河上昌実シェフとそのスタッフのおかげですが、本当に美味しいものを食べたのです。
 さあ、その後、この3カセットものポルチーニを私だけでは、処分できないので、知り合いのところに行き、「大事件発生!」みたいな言い方で、ポルチーニの処分をお願いしに行くと、皆、異口同音に、「お前、何年ここイタリアにいるんだ!」と。「ナポリ人は、人ではないんだから!」みたいな言い方をされて、価格でだまされ、商品で騙され、Orvieto人には、「旅行者でもあるまいに}と言われて私は、暗くなっていったのですが、さしあげた皆さんは、何しろポルチーニは、はつものなので、喜んでくれたのです。


 さて、2015年も実に好天に恵まれて、Vendemia(ぶどうの収穫)の始まりです。最初は、スプマンテ用の、シャルドネから始めますが、Novello用のサンジョーゼ・メルローも始まるのです。

 多くの農業従事者が心配していた、Grandine(ひょう)もなく順調な工程ですが、(ワイン造りに)何しろ、ビニールハウスや、適格な肥料を与える日本や中国の農業と違い、その気候が全てのイタリアの食べ物は、何と言っても、Slow Foodなのです。収穫前のぶどうは、糖度・酸味のバランスが絶妙なのです。

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