イタリアからのてがみ: 2016年10月 アーカイブ

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2016年10月 アーカイブ

2016年10月16日

私の過去がなくなりました。

だから前を向いて進むしかなくなりました。最新のウイルスにより、わがPanasonicのパソコンの画像のすべて、書類のすべてがないのです。
 そのウイルスの除去に6時間ほど、SEの人の遠隔操作でかかりましたが、日々困ってきています。一番悔しいのは、膨大な量の書いたもの、つまり思ったこと、感激したこと、地獄の味わい方、有頂天になった時の処し方等、を整理してあって、引退したら、本を書き、それも多くの人のように自費出版するのでなく、残した資料で小説という作品を作り、かつて学生時代に多くの仲間たちがしていたように、出版社を歩きまくって、「直木賞に挑んでみたい」と言ってみたいと思っていたのに。杖でもつきながら。
 振り返るとわが人生、自分の好きなことできなかったし言えなかったし、行動できなかったのだから?なにしろ、このPCには、私のすべてが入っていたので、残念です。

 でも、それがないので、前へ進むしかないですね!

シクラメンが盛りです。オリーブを摘め!という印です。
その前に、ぶどうを摘んだ画像があります。

そして今年の糖度は、これです。

19,5という糖度は理想的なものです。で、今年は、こんな風につくちゃったのです。

昔は、日本でも自分の家で酒を作っていたところもあったと聞いていますが、今は出来ないのでしょう?
ここでは、みな作っています。どうして作るかですか?次に行きます。ともかく、少しパソコン使えるようになりました。

2016年10月22日

ワインの作り方

 Orvieyoに住む長老が、「ワインってどうして出来たか?知っている?」と問われて、時間がなかったので、断ろうとしたら、「まあまあ座れ!」と言われて聞いたのです。「むかしむかし、先人たちがぶどうを食べきらないて、まとめて捨てたんだ!ところが、6か月ほどすると捨てていたところがら、何とも良い香りが伝わって来て言って見ると、液体になっていて、飲んだらおいしかった!というのがワインのスタートなんだ!」と1時間ほどの講義をいただいたのです。
 これと同じ方法が今でも使っているワイン造りの方法です。
ぶどうが熟すと、ぶどうの表面に、昆虫の卵のようなものがぶどうにはつきます。実はこれが酵母なのです。そして、戦後よくあった洗濯機の二枚のスポンジが対になっていて、手で絞ったもののような機械でぶどうを絞って今度は、トルキオというもので圧力を加えさらに絞って、一日に3回くらい絞ったものをかき回すのです。白は白く赤はその皮をかき回すので赤くなるのです。そしてただただ大きなダミジアーノという瓶に入れておくとこのようにジブジブと発酵してくるのです。

これは白です。わかりますか?
今度は赤です。

 そばにいるとわかるのです。ジブジブと言っています。これが3月くらいになるとワインになるのです。ただデリケートなもので、ここにおいでの人でないと味わえないものなのです。地下室で保っているので、出すと一気に味のかわってしまうものなのです。通常6っか月ほどかけるとおいしいものになります。

 今は、今年のNovelloの出荷時期で私も、何とか出荷を終えましたが、これは、フランス人が発明したマセラシオンカルボニコという短期間で発酵させるワインの醸造方法で、二酸化炭素を注入して45日くらいで仕上げるワインで、色鮮やかでぶどうジュースのようなワインです。日本人の食には、非常に合うワインです。
 今年のそれ?抜群にうまく出来ました。自信満々で出荷を終えました。
 

2016年10月29日

そしてオリーブの収穫です。

 シクラメンも咲いているので、そろそろと思っていまして、Mulino(油ひき工場)の都合に合わせて、収穫を始めました。この収穫は、朝、朝露のある時が出来なくて、雨だと出来なくて、いつも空を仰ぎながらの作業です。今年は、最高4人の助っ人が来てくれました。

普通オリーブは各年に良いとされていますが、何しろこの地方のものが、世界で群を抜いて良いもので、今、このへんの人は、ほとんどの家庭で、Mulinoに持って行って絞った一番絞りをパンに付けるブルスケッタを味わっています。
 収穫の作業は、けっこうおもしろい作業なのですが、ここIl Riposinoのオリーブの数だと手摘みだと3人で二週間以上かかります。足とバランスの感覚が失われます。
ところが今年は、

この機械をRobertoが持ってきて、やってくれたのと、大型のレーテ(網)も持ってきてくれたため、実質三日で終わってしまいました。刀が鉄砲に変わったときみたいな印象を感じました。おかげで、この後に収穫の手伝いに来ることになっていたフランス人カップルの使い用もなくなりました。
 
 そしてオリーブですが、昨年ほどクオリテイーも良くなく、と思っていたら、(昨年が良かったので)油にしたら、けっこうそこそこのものなのです。色、のど越しの辛さ等、少し驚きました。これらも、急行便で送って、12月には、日本の皆様に味わっていただけるものと思っています。ともかく詢は、Novello の出荷、オリーブオイルの収穫、出荷の二大作業を終えました。今日は、そんなお祝いで、糖質カットダイエットを忘れて、新オリーブオイルだけの、ブルスケッタと、その鮮やかなルビー色とさわやかでフルーテイーな味でしかも重厚感すら感じられる今年のNovelloをヨットマンと楽しみましょう。

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