南北に長い国土を持つイタリアでは全ての州においてブドウ栽培とワイン醸造が行われています。もちろん徳永が運営するホテル「イル・リポジーノ」のあるウンブリア州オリビエート地区でもワインづくりは盛ん。しかし他地域を大きく異なる点が一つだけあります。それは自然農法によるブドウ栽培が行われていること。同地区の夏は乾いており、病害虫が発生しにくく農薬を必要としないため、ブドウ栽培を含む農業全般に「遅れた最先端」ともいえるオーガニックな栽培方法が取り入れられているのです。「イル・リポジーノ」のオリジナルワインはそんな自然に逆らわない、昔ながらの農法で栽培されたブドウのみで醸造されたもの。大地の力がたっぷりと備わっているため、輸出する際に加える酸化防止剤（SO2）の量もごくわずか。おいしい料理とともに健やかなイタリアの光と大地のおいしさをゆっくりとお楽しみください。

		トルジャーノ・ロッソ　アンティニャーノ ウンブリア州の赤ワイン銘醸地・トルジャーノ産「トルジャーノ・ロッソ」は、「イル・リポジーノ」協力ワイナリー、カステッロ・ディ・アンティニャーノ社所有農園で栽培されたブドウのみで醸造された赤ワイン。イタリアを代表するサンジョベーゼ種の混醸。味、香りともバランスのとれた完成度の高いワインです。フルボディですが渋すぎず、日本人の味覚にぴったり、肉料理にとても良く合います。17度前後でお飲み下さい。		オリビエートクラシコ・アマビレ イタリアを代表する白ワイン「オルビエートクラシコDOC」の栽培地域の中にすっぽりと入るイル・リポジーノ所有ワインヤード。「オリビエートアマビレ」は、このワインヤード産ブドウからつくられた白ワインです。イタリアの白ワインは糖度別にSECCO(セコ)、ABBOCCATO(アボカート)、AMABILE(アマビレ)、DOLCE(ドルチェ)と辛口から甘口まで4段階に分けられます。「オリビエートアマビレ」は薄甘口のAMABILE。ブドウの残糖があるためボトル内で多少発酵がすすむこともあり、味わいの変化も楽しみのひとつ。瓶づめ後3ヶ月程度は微かな炭酸を感じ、10ヶ月程度で味わいも安定、その後はやや複雑な味となっていきます。8度程度が適温。微かな甘みが女性に大好評。食前酒に、あるいは前菜とともにお楽しみ下さい。

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