女々しい奴 オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

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女々しい奴

 花が好きなのです。男で花が好きなことを、あまり言うと女々しい奴と思われるので、あまり口に出さないでいました。(まあ本当に女々しいのですが。)ところがここは、時期・時期にいろいろな花が、いたるところに咲くのです。
宿泊されるお客さまを迎える朝、外に出て摘んで部屋に添えると、また食事のときにテーブルに飾っても、喜んでくれます。花の名前は知らないものや知っているもの、多くありますが、デジカメを見るとけっこうたくさんの花を無意識に撮っています。

 ばら、水芭蕉、ポピー、ひまわりなど、多くの花がそれぞれの季節に、色を意識させてくれるからです。

 ばらは、前橋の花ですが、ここOrvietoにもたくさんあります。昔からのぶどうのラインの端には、必ず、バラを植えたのです。ばらはぶどうよりもデリケートなので、ばらがそのラインのぶどうの生育状態の信号の役目をしているのだそうです。
ですから、ばら園はありませんが、どこに行ってもばらだらけなのです。しかも、ばらの時期は永いので、秋の収穫までは、ぶどうを見ていてくれて、しかも楽しめるのです。私はまだばらの状況でぶどうの生育状態を判断する能力がありません。ただただ眺めるだけだす。

あっ!そういえば、Assisiにとげのないばらがあります。San Francescoが、修行に耐えられなくなって、ばらのとげに自らの体を横たえたら、とげがなくなったというものです。そういえば、聖徳太子が、海を渡ったら、担ぎ手の足がサザエの角で、血だらけになったので、かわいそうで海にむかって手を掲げて、田戸のサザエにはとげがない!って!
洋の東西を問わず、聖人のしたことって、何か似てるのでは?

まあまあ色いろな花を撮ってみました。一つたぶん見たことのないであろう花は、わがオリーブの花なのです。美しさと清楚さとあざやかさと気品があります!えー女々しさは感じません!


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2008年5月21日 17:10に投稿されたエントリーのページです。

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