イタリアからのてがみ: 2008年07月 アーカイブ

« 2008年06月 | メイン | 2008年08月 »

2008年07月 アーカイブ

2008年07月18日

Grandine(ひょう!)

Grandine(ひょう!)
 暑く、乾燥がすすんでいて、水のないところは、枯れてゆきます。全ての植物はこの時期、枯れて命を絶たれるのを阻止しようと、自らの葉をも落としています。だから枯葉の処理にも追われる時期でもあります。ここには、Romaの赤松がありますが、その松まで葉を落とすので、その処理に窮します。高い屋根に上らないといけないからです。

 この時期農業をしている者にとって、恐ろしい天災が、「ひょう」Grandineです。一週間ほど前にこの地域もひょうの被害がありました。大体、多くの畑では半分くらいのオリーブとぶどうが、なくなりました。
幸い、私のところは、祈りが通じたのでしょうか?被害がありませんでした。でもまだ、気を許すことが出来ないのです。
被害のあった畑を見ると、目を覆いたくなり、悲しい気もちになるのです。
画像を載せます。
アルビコッカが半分になったもの。それからぶどう、オリーブです。
痛々しいので画像を少し隠します。

画像の確認
画像の確認
画像の確認

2008年07月21日

季節感

 夏の日本にしばらくいたことがないのですが、それでも、梅雨のときのわきの下のジクジクしたおそろしさを考えると、怖くなります。また日本には、冷房設備のないところがないので、その中にしばらくいると寒くなり、外に出ると、急な暑さで、夏よく風邪をひいたことを思い出します。
でも、JSTVというヨーロッパの日本語放送を見ると、国会議員のような、国を代表する人達までもクールヴィズと称して、ネクタイをしないことにこっけいさを感じます。国を代表する人はいつもきちんとしているべきですし、多くの人達は、冷房付けになっているのに、クールヴィズは、おかしいのです。少なくとも閣議をひらくところは、冷房がないのか?と思われちゃうと、日本どうした?大丈夫か?と思うのです。
まあこれは、どうでも良いことでしょうが、ヨーロッパはやっと、イチゴとすいかのシーズンに入りました。しばらく市場に行っていませんが、車で走りながらでも、今ですとひまわりが盛りですし、麦畑で大きな刈り入れのマシーンが動いていますし、道路には、スイカを売っていますし、「あっ夏!」と、感じるのです。こんな季節感を感じられるところにいられることを幸せに思うのです。ああ、日本でも季節感感じます。国会の先生たちがネクタイをはずしたら夏!です。

 画像はイチゴです。イチゴを見ると、底が少し平らになっていたスプーンで白い練乳で潰したイチゴの赤と白の混ざる色彩と何だか判らないけど淡い恋のかおりを感じるのです。ところで、ここのイチゴはまだすっぱいですし、硬いのです。そういえば、大きさもまちまちですね!ええ!硬さも甘さも大きさまでまちまち? え? でも、買ったものです!
そして、底の平らなスプーンってまだあるのでしょうか?ヨーロッパには見かけませんが。

2008年07月22日

この木何の木 気になる木!

 これ何の木だかわかりますか?そうですコルクの木です。知らないですよね?コルクが木を這いで取ることも、知らないですか?近年良いコルクが無くなったので、シリコンに変わりつつあるのですが。
日本みたいな亜熱帯の気候だと、コルクの木は、良く育つと思うのですが?でも9年に一度製品になるのだと言いますから、その前にこの木は100年は経っているでしょう?生産性は、決して良くないですね?
でも次の時代に!という考えは?
無理ですよね?
急がないと、今の日本だめですよね?評価されないと、生きられないのでしょうから。
ともかくこれがコルクの木です。Lazio州ツスカーニア近くで見たコルクです。

2008年07月24日

乾燥!

地中海性気候って言うと、どう答えますか?
いつでしょうか?中学時代ですか?習ったのは。冬雨があって、夏は気温が上がって乾燥する。
この乾燥という意味が日本にいると、判らないと思うのです。
たとえば、気温が40度超えても、外の木の下で居眠りが出来る!寝るときにマスクしないと、朝のどが痛くなる!ここでは貴重品ですが、のりがしけない!暑くとも、わきの下がぐじぐじしない!まあともかく乾燥するのです。画像は、乾燥した大地です。ではなくて、刈り取りの終わった麦畑です。これで、少し想像してみて下さい。
 アイスクリームは、もちろんイタリア人の発明ですが、必要な、ものです。老若男女一日に一度は食べるものです。特に夏は。乾いたのどに気持ちよいのです。
そうなるとビールと行きたいのですが、冷えたOrvieto Classicoがいけます。ここのところ、その冷えたOrvieto Classicoを飲みすぎています。

2008年07月25日

となりの百姓

こんな言葉知っていますか?
 母親から教えてもらった言葉だと思うのですが、百姓は、となりの人のやったことをまねておなじくらいのときに、おなじことをすれば良いので、スタートの時期を争うこともなければ、遅れたと言っても病むことはなく、ただとなりをまねれば、良い。収穫に大きな差はない。つまり、「焦るな!」という意味なのだそうです。
 生まてこのかたそんなに焦ったことがないほうだと思うのですが、(多分、今が一番焦っている気がしますが?)ひまわりを見るたびに、となりの百姓という言葉を思い出します。なぜかと言うと、ひまわりは、6月の末から、7月末までの間、盛りを迎えます。となり同士の畑でも、植えた時期によって、植えたばかりの畑と、盛りのときと、収穫の様子を同じ場所でで見ることが出来るからなのです。まあたしかに早く植えようが、おそく植えようが、収穫量は、変わらないと思えます。
 ところでこのひまわり何に使うか知っていますよね?油ですよ!よく魚をフライにするのに使います。ここIl Riposinoでは、もちろん贅沢にオリーブオイルで揚げますが。

 世界中で私だけだと思うのですが、ひまわりを見ると、「焦るなよ!」と言われている気がするのです。
焦っている人!ひまわりを見てください。ないですよね?日本には。じゃあ焦って下さい。私も焦ります。


2008年07月29日

Vissani 森シェフ  ポモドーロ

Vissani
の森シェフにイタリアで最も魅力的な食材?と問うと、すかさず、Pomodoroとオリーブオイルと返答してくれたことを、思い出しました。
 ところでイタリアで、そのトマトはどんな風に作っているか?知っていますか?まさに今が、最盛期を迎えるときなので、車を走らせ、ここから地中海側に走って、エトルスキでは、悪名たかき、(Romaに最初にやられたエトルスキとしての悪名ですが。)タルクイニア近くの畑まで行って撮影した画像です。
 ねえ?ただ、土に植えているだけしょう?収穫のときは、20Tくらいのトラックをこの畑の中に入れて、ただ積み込むのです。日本では、竹の網を組んで、取っていますが、たいてい、ビニールハウスの中だよね?でも、イタリアの誇る食材(トマト)は、路地栽培なのです。
 
 ところで、Gianfranco Vissaniが日本に行ったときに、日本の食材で、興味持ったものは、何?と聞くと、彼もすかさず、「耳!」と答えました。耳?わかりますか?「あわび!」のことでした。

画像の確認

About 2008年07月

2008年07月にブログ「イタリアからのてがみ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年06月です。

次のアーカイブは2008年08月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34