イタリアからのてがみ: 2011年06月 アーカイブ

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2011年06月 アーカイブ

2011年06月01日

Orvietoは、春らんまんです。


 ぶどうの花をみたことがありますか?実は、今がその時期です。もうぶどうをいじり始めて10年以上たっていますが、ぶどうは、いちじくと同じで、花をつけないで、実がなるものだと思っていましたが、私のワインの先生の、Antonioが、「何言っているの?」と教えてくれました。
そうなのです。この小さい粉のようなものが、花なのです。
 まあ、ぶどうも他のものと同じであることを、少しうれしく思ったのです。


そして、オリーブも花をつけました。

 これは、毎年思うのですが、可憐ですね!
 どうやら、今年は、豊作年と感じます。もう寒くはならないでしょうから、きっと、11月には、良いオリーブがたくさん出来ることを、祈っています。
 空の色がぬけてきます。風がかわいてきます。よなきうぐいすが、来ています。星がきらめいています。あっ流れ星?と思うと、たくさんのほたるが飛び交っています。自然に囲まれていることに、感謝できる一瞬です。

 とりに取られる前に さくらんぼを取りました。

画像がきれいですって?
そうです。カメラを、新しいものに変えたのです。

2011年06月05日

日本初上陸のワイン!

 Orvietoにいるので、ここの白にも満足していますが、赤も欲しくなったのです。でも赤は、自分のうち用の、舌の少ししびれるいなかいなかのものに、少し飽き、洗練されたものを求めたくなったのです。
 もちろん、Antonioに登場してもらって、イタリア中のものから選びました。でも畑と作っている本人と会いたい衝動にかられて、会いにいったのです。

 Chiantiです。もともとこのChiantiというのは、戦後イタリア土産の代表選手のBacchiのチオコレートと並んでいたものですが、以前には、こもかぶりだったと思うのです。
 私は以前、あまり酒には縁がなく、生涯最初のワインの記憶は、友人のうちで13歳くらいのときにひそかに飲んだPortoワインでした。なんて美味しいもの!というのが最初の印象だったのです。まあそれはどうでもよいのです。このワイナリーは、2005年から製造はじめた人で、?だから世に出て、まだ二年生です。でもそれ以前は、ずーと長い間、ある会社の下請けとして、ワインを作っていたようです。すばらしい環境でした。畑も人も。
 次は、サンジョベーゼです。このぶどうは、本当に日本人によく合うぶどうだと思いますし、何しろ、房の重さが何ともいえない重量を感じるものです。


ここで、バリックから直接の試飲をしました。この製造者は、世の中にこれほどの、伊達男があるのか?と思えるほどの、イタリア男の代表格で、でもいい奴という感じの者で、しゃべる、食べる、遊ぶ、働く!という感じの者でした。このへんが日本と違うところかな?日本の伊達男は、男に人気がない!え?違いますか?まあまあ。

次は、イタリアに秘宝ブルネッロです。今現在、208のワイナリーがブルネッロにはあります。
その中で、気に入ったワイナリーがありました。
Maurizio!手の大きさが私の二倍です。この鬼瓦のような顔とその手に惚れました。

 おかげさまで、このたびこの三種類のものが、日本初上陸になります。みんみんなしっかりぶどうつくりをしたものです。年代によって味も変わります。判るかな?
しかし、良いぶどうのできる畑は、石だらけの、やせた土地です。
みな、やせているから、ミネラルが取り込め、根がまっすぐに下に伸びる!西南面の畑、海からとその反対に山があるという環境でした。
そして、畑は、きれいではありません。つまり農薬を使っていないのです。

こんな形でちゃんと良いものを、日本に、紹介できることをうれしく思っています。

2011年06月27日

Gian Lorenzo Bernini


 ヴォルゲーゼ美術館に、行く機会があって、行ってきたのですが、そこで、このジャン・ロレンゾー・ベルニーニに出会ったのです。すぐに、引き込まれて、指導者に聞いたら、ここサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリアにサンタ・テレーザの恍惚という作品があると言うので、行ってきました。
 この教会は、何と、Romaの私がよく行く店の近くのもので、Roma Termini駅からでも歩いてゆける距離でした。外側は、なんでもない感じの教会ですが、中にはいると、いきなり、バロックというものです。
 多くの天使がいて、教会から出るまでの間、天使に囲まれました。その天使たちが、バロックになると、わかりやすいのです。みなかわゆいのです。OrvietoのDuomoの中の、天使とは、ずいぶん違うみたい。まあ、Orvietoは、ロマーノ・ゴチックだから、古いのでしょう。

そして、その恍惚に会いました。死に、美意識を感じるのは、日本人だけ?と思っていたのですが、このテレーザさん!どうも、死の瞬間が、「恍惚」なのです。それも官能的な。

 矢を、テレーザさんに刺そうとしているのは、明らかに「天使」です。
 「天使」の職の使命は、人を、ユートピアに連れて行ってくれるものではなく、ときには、死を与えるのでしょうか?
 何か、この教会に入ってから、天使に囲まれて、非常に良い気分になっていましたが、教会を去るときに、私の心は、どうもすっきりしません。天使が、あんなかわゆい顔をして、人を刺せるのか?と。
 
 外に出て、強烈な日差しに、目が覚め、さて!仕事!と、天使も・Berniniも・サンタマリア・デッラ・ヴィットリアも、おいて、車をおいてきた、Via.Nomentanaまで向かったのです。
暑かった!

2011年06月28日

トリフ Orvieto

 大きいトリフが手にはいりました。
こちらでは、黒は大きいものが良いとされています。

 このへんのものではありません。サンマリーノの近くのものです。世界遺産の町ですよね?いやあ、まちではなく国ですね?サンマリーノのナンバーかっこいいのですよ!
 イタリアには、独立した国が、ヴァチカンだけだと思ったら、間違いですよ!

 真空パックにすることを、ソット・ブオトといいますが、そうしたのですが、けっこうでかいでしょう?

どうですか?
 どう使いますか?オムレツに入れますか?
 これ、漬物にしたらうまいと思うのですが?怒られる?
 だって、この大きさだと、一番大きいところのスライスすれば、直径が5cmくらいになるでしょう?そんなのスープに入れたら、カブみたいでしょう?
 もともと香りはあるけど、味はないものですからね!
 誰かに差し上げますか?アイスクリーム?いいですね?
殺人的な、暑さがきましたから。一日に一度はアイスクリーム食べないといけなくなっています。日差しは痛いです。
Orvietoから。

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