イタリアからのてがみ

Tufo

2007.9. 2

 Orvietoの建物の多くは、ほぼ13世紀ものが多いのです。一番古いものは、ちょうどfFunicolare
駅の反対側にあるサンジョヴェナーレという教会で、1000年の建物と言われています。
その多くの外壁に使われているのが、Tufoです。Tufoというのは、何万年前かに火山で爆発した火山灰が堆積したもので、夏の暑さや冬の寒さを遮断するのに良い材料と言われています。
もちろん、外壁はその地方独特のものを使いますが、一様にイタリア人は、屋内をけっこうおしゃれにしているもので、快適性を保たせたいのです。この地方では、よく使われています。露天掘りをしていて、掘っているところに行くと、くずを安く分けてくれます。
Orvietoから徒歩で下がってくると正面の峰に、コンクリートがみえます。当Il RiposinoのVip Roomからの斜面なのです。
日本ではこのコンクリートの打ちっぱなしを外壁に使うことがありますが、この地方では、それらを嫌うので、Tufoで少しづつ飾ることにしました。その作業です。

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