やっとぶどうの芽が! オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

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やっとぶどうの芽が!

 出ました。ここ三週間ほどの間は、悪天候と寒さが来て、それでも順調に芽が出て来ました。冬の間それほど雨が降ったという記憶がないので、雨は大歓迎でしたが、けっこう寒さもあって、暖房用の木が十分に乾ききっていなかったので、少しの苦労をしました。
 ぶどうに話題をもどしますが、芽の出た画像を撮ったのです。しかし、自分でも情けないほどの不出来で、また再度撮り直して画像を入れ替えます。
あれほどの強風、雨、寒さがあっても季節というのは、それを越えるエネルギーがあって、確実に時期には時期の変化が現れます。
そしてこの木の芽時というのは、植物がもっともエネルギーを出すときだと思うので、あんな頼りないぶどうの木でも芽が出る瞬間が時計の秒針が「ふっ!」と動くような感覚を覚えるのです。芽は出るのでなく、実は、噴き出すのです。
 最初にぶどうの芽をみたときは、ずいぶん汚く出てくるものなんだ!と思ってみていましたが、10年もみていると、力強い何かを感じられます。大地から私はそのエネルギーをもらっています。

画像を入れ替えました。こんどはまあまあでしょう?


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2008年4月19日 10:15に投稿されたエントリーのページです。

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