Il Papiro(パピルス紙) オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

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Il Papiro(パピルス紙)


                                インクを落とした後、自由にかき回しています。

印刷の原型だと思うのですが、Firenzeの近くから出た紙のメーカーでイタリア好きの人がよくみやげにも使っている紙があります。今ではもちろん鉛筆や本などもあります。Il Papiroと言います。そのOrvietoの店の親父に、再三来いよ!と言われていたので、Duomo前の店に行くきました。といきなり、「はじめるぞ!」と言って、「イタリアが誇る印刷の原型を教えてやる!」とそえて、印刷を始めました。
 どう説明しようかな?片栗粉を入れたようなどろどろになった水の中にインクをたらします。そして自由に筆の反対側の木で自由にかき回して、紙を上から押してそれを鉄の棒で漉くと紙に自分の作った絵がプリントされ、乾かすと、出来上がりです。難しいので画像で順を追って示します。

                                               漉いて、印刷できます。

                                                     乾かします。
私の印刷した紙が出来たのです。Missoniという名をつけたところみんながまねをして作りましたが、このようには出来ませんでした。全く絵心もなし、カメラも下手、小学校のころから図工工作は最低でしたら、これは自分的には傑作なのです。

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2008年9月19日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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