Festa Della Donna! 3月8日 オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

« 今年の冬!Orvietoから。 | メイン | Mario Luigiとの遠足!Terni »

Festa Della Donna! 3月8日

 春に近くなって、ふもとのミモザが色づきはじめました。私は、少年の時代から、ほこりなどに弱く、ミモザという花は、黄色の粉の塊みたいなもので、近づくと、直ぐ、鼻がむずがゆくなり、きらいなのですが、今日3月8日は、イタリアの女性は、必ず、このミモザの花をもらう日です。この日の由来はよくわかりません。

私は、義理チョコならぬ義理ミモザをミケーレ用に準備しました。ミモザの下には、キャンデイーが入っています。これ以上イタリア女性は、強くない方が良いと思うのですが、今夜のレストランは、日本のレストランの昼時のごとく、女性だけです。
 ミケーレは、イタリア人ではなく、ルーマニア人でした!

 ところで、私は、少し料理をします。つい先日まで、台湾のお客さまがおいでになっていて、何とからすみを、みやげでもらいました。

 立派なものでしょう?大きさを見てもらうために、たばこを借りて、撮影しましたが、すごいでしょう?
大根があれば、サンドイッチにしてオリーブで食べようと思っていたのですが、ないから、セロリですね!
Pasta?もいいですね!こんなの日本で求めると、一個20000円くらいするでしょう。宿代もらっていいのかな?また、奥の缶は、お茶です。このお茶もピンからキリまであるものですが、良いものです。

 しかし、今夜は、豚のフィレのところを肉屋に行って自分で指示して取らせたので、とんかつを作りました。棒のようになっているはずのフィレが、キッチンに立ってみると、周りの肉まであって、それを、また包丁で吟味して、オリーブオイルの古いので揚げ、レモンを絞って薄口の醤油で食べました。フィレに甘みがあるので、ワインはVeronaのアマローネの1997年の良くできたものを、1000本確保してあるという人から分けてもらったものを合わせました。

 この記事を見る人は、ごく限られた人でしょうが、少し意見があります。人は食べるために、生きているのに、今の日本、あまり食事を大切にしていないみたいに感じます。日本には、いつでも食べれる、安くてうまい!コンビニ、やファーストフードがありすぎるからでは?コンビニ、ファーストフードは誰が、食べても誰も喜ばないのに!また、日本ぐらい、バラエテイーに富んだしかも季節ごとに、とびきりの食材と良いものがそろっているところはないと思うのに、簡単に出来る、甘くて、やわらかくて、のど越しの良いものばかりがスーパー等で、目につきます。しかも、有名なシェフのレシピーやただ温めるとそれと同じものができる?自宅で、日々帝国ホテルのシェフの味?これも時に疑問をもちますが、日本、作る人が、食べる人を想うという作業をしているのでしょうか?と思う瞬間がときどき、わが日本に行くと思うことがあります。
まあ、今日は、私は私を想って、自分で作って、満足できる夕食になりました。ナルですか?でも、着る物や、住むところ、もちろん制限がありますが、食べることには、妥協しない方が良いのでは?エンゲル係数は高いほど豊かな生き方(La Bella Vita!)だと思うのですが?

About

2013年3月 9日 01:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「今年の冬!Orvietoから。」です。

次の投稿は「Mario Luigiとの遠足!Terni」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。