イタリアの料理の一つ二つOrvietoから オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

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イタリアの料理の一つ二つOrvietoから

 医師の姉に言わせると、幼児のときに太っていた者は、どんなに努力してもやせないのだそうです。ですから、痩せることをあきらめてもいますが、理科系でない私は食べることに興味を持っている人は太っていると思うのです。私は、食べ物に興味を持つことを、止めることができないのです。ですから、この国は、楽しいのです。 必要に迫られて料理を始めて今に至っていますが、まだ、私の料理は、ままごとです。
 でもままごとは、なんでもありなので、けっこうこの国でも、やってはいけないこともやっています。例えば、赤ワインに白ワインを混ぜたり、アマービレにセッコを混ぜたりしてよくイタリア人のソムリエ達に怒られています。

 で、Costretta di Maialeなんていうのでしたかそう、(スペアリブでした。)をコカ・コーラで煮るとうまいと言われて挑んでみました。

 これは、案の定、甘さが優先して、どうもいまひとつかな?でも、子供には、喜ばれると思われる味でした。コカ・コーラより、ポモドーロで煮た方が、豚のスペアーリブには、私は良いと感じました。

 次に、Romaの代表的な料理で、Coda DI Vaccinaraというのがあります。牛の尾を煮たものです。長い歴史のある料理で、その歴史については後で話すとして、ここOrvietoの肉屋さんFlancoに尾っぽを頼みました。
そして、来たというので取りに行きました。

 一人生活なので、「こんなに?」と言っても、自分が頼んだので、全部買ったのです。たぶん安いものなのでしょう。そして、これは、セロリ、玉ねぎ、ニンジンと約8時間もポモドーロで煮るもので、時間がかかるのです。
8時間もかけました。日本のガス器具では、長い間ガスを使っていると自然に停止してしまいますが、ここでは大丈夫でした。もちろんその間手紙書いたり、草刈りしたりしていましたが。

 残りの尾っぽは?はい、みんなに配りました。でも初めてのRomaを代表する料理のCoda  Di Vaccina は、けっこううまくゆきました。

 今日は、さっぱりBrio フリザンテの白で合わせました。花は、凝りに凝っているアスパラSelvaticoです。ままごとでした。

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2017年4月30日 03:16に投稿されたエントリーのページです。

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