Tornado in Orvieto(竜巻) オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

« しばらく留守していました。 | メイン | 6月から7月のドライブ Orvietoから »

Tornado in Orvieto(竜巻)

と、辞書には、書かれてありますが、Tronba D’ariaとみんなが言っています。一週間ほど前の夕方一瞬,にわかにかき曇り(今午後9;00くらいまで陽があるのですが)強烈な風、ひょう、雨が降って電気は消え、朝になってみたら、ひどい被害でした。

うちの敷地内です。

これは、明らかに電線に架かっているでしょう?Enel(まあ東電と思って下さい。)が見に来て、順番に処理するからと言ってもう6日が経っています。

 本当にひどいでしょう?こんなときにかぎって爺やのRoberto は、バカンスでPescaraの方に行っていて、仕方なく、私がモトセッカ(チェーンソウ)を使うと、すぐにチェーンが外れるし、うまくいかなく、でも、それなりにかたずけをして、一週間して、爺やが帰って来て、「Madonnna!」と言って、お願いだから、「Samお前は何もするな!」と言って、今朝からチェーンソウの音を響かせながら、作業をしてもらっています。Orvieto近辺にこの竜巻の被害は大きく、町中がユンボの音とノコギリの音が一週間鳴り続けています。電線に架かった樫の木の下がプールでして、早く直しに来てくれないか?とイライラしています。
 こんな最中に、4歳になる双子の子供が遊びに来てくれて、「おじさんが鳥の家を作ったら鳥の子供が来ているんだ!見せてあげる!」と言ったら、目を輝かして付いてきたのでこれを見せました。

パッパガロ(オーム)だ!と喜んでいました。

ふと気持ちが和らいだので、夜になって、育ているバラを生けました。以前に来てくれた、草月流の福島光加さんの影響があるのでしょうか?切った枝や花を水揚げさせることがうまくなりました。オリーブの枝もしっかり生けられるようになり、夏ですので、ローズマリーノも使っています。誰も見てくれなくても、ひとりで悦にいっています。
竜巻の被害は、トータル 日光の杉並木クラスの杉が3本、50年以上の樫の木が二本、その他オリーブの100年ものが一本、ブドウの35年ものが3本やられました。ひどいものですが、電気も回復しました。冷蔵庫も使えます。そして私は生きています。
Umbriaの竜巻でした。

About

2018年7月24日 02:06に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「しばらく留守していました。」です。

次の投稿は「6月から7月のドライブ Orvietoから」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。