イタリアからのてがみ

夏の愛車

2013.7.10

  イタリアの車というと、アルファロメオ、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラッテイ、と威勢のいい車を思い浮かべることでしょう。しかし、Orvietoと同じように、多くの小さい町は、道路がまだ石畳で、しかも狭い曲がりくねった道を、ローマ時代から(Orvietoはそれよりもずーと前から)使っているのです。そんな古い道をいまだに使用しているので、フェラーリ、マセラッテイ、ランボルギーニなどは不適切なのです。そうなると、二輪車、三輪車ですか?Ducati? いいえ!なんといっても、Vespaです。

ローマの休日!で一気に人気のこのVespaは、夏の間の多くの人の足です。銀行、郵便局、役所などに行くのに、好都合です。しかも、信号で止まっても、すぐにエンジンを切って、歩道を歩くと、何とも、短い間に、用事を済ますことができます。

 Duomoから出て、時計台に行き、ピアッザ・カインまでは、ゆるやかな坂で、エンジン切って、一方通行を逆走して行くのが面白く、何度かやっているうちに、3人の警官に囲まれて、ひどいめに合ったことがありますが、このVespa夏の必需品です。
 多くの中学生に、人気のVespaで、時には、カメラを向けられます。

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