イタリアからのてがみ
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15年7月 Orvieto
2015.7. 2
昨日は36度を超えたのに、乾燥しているので、アジアの夏に比べると、快適に思えることでしょうが、農業従事者は、仕事がないわけではなく、この時期、オリーブの下から出た芽を切って、実に栄養を行かせる作業があります。
昼の時間に作業や運動は、さけないと死が訪れるので、朝早く、ハチも寝てるときに、これを行います。このオリーブの木は、うちの中では、一番古いもので、樹齢350年と言われるものです。二本あります。この二本には、けっこう気を使っているのです。
でこうなるのです。立派なものでしょう?
もう一つが
これも立派なものでしょう?
まだまだ実は小さいものです。これが、あとニケ月あまりの、暑さと乾燥を耐えて、大きくなってゆくのです。
ぶどうですか?
こんなものです。これは、ぶどうに点があるので、ピーノグリジョでしょう?
もう一か月すると、大地に緑を見つけるのは、オリーブとぶどうだけになります。麦の収穫も始まりました。そろそろ、イタリアの大地は、褐色に変わってゆきます。