イタリアからのてがみ
春3月 Orvietoから
2019.3. 4
今年は、ずいぶん早い春を感じます。冬眠していたリスも起きているし、野の花も例年より早く咲いています。Pesca Giapponese(ボケ)の花にはもうミツバチが来ています。
私は成蹊OBなので何かこの桃の節句を心待ちにしているというか?男なのに3月3日をウキウキと迎えます。女々しいのかな?
ね?
春でしょう?IL Riposinoの玄関に飾りました。しかもこの雛、ひな祭りの歌のオルゴールが入っています。
今日は、良い日でした。
Dana Pickが来たので、お茶を入れました。数少ない日本びいきの彼女は、イタリア人?違うかな?でして、お茶うけには、元祖カリカリカリ梅に二種類の砂糖を添えてお茶をたてました。
美味しかったのです。
Romaに住む友人からCarciofi Di Romanoが出来たので来るようにと誘われていたのですが、車にアラーメ(警報)が出ていて、不安なので断ってRomaから二時間走って、くるま屋に車を預けIl Riposinoで手紙を書いたり、暖炉の整理や下草の処理などしていました。。
春3月とはいえ、まだそこそこ朝晩は冷えてくるので、今夜は、Romaの東洋人スーパーで買ってきたもので、おでんを作りました。ここイタリアでは、日本のようにガスを長時間使っても止まらないので、料理に時間をかけられます。。
食事は、もう短時間で簡単に出来ることより、多くの時間をかけた方を誇れるのに、今だに便利を優先することを求めるいる人が豊かな日本にいることに驚きます。食べ物については、韓国人のように、情の押し付けに徹した方が良いと思うのです。あなたのためのこれだけかけた!みたいな?私見です。
私はこうして、自分が食べるために多くの時間を使っていることに誇りを感じると言わないまでも、今日も一人で悦にいっています。
醤油はもちろん安中の有田屋さんの希少な生です。
ワイン?
そうですね?ルンガロッテーのサンジョヴェーゼと行きましょう。