イタリアからのてがみ

律の調べOrvieto

2019.8. 4

ヨーロッパは、酷暑が続いていましたが、ちゃんと考えて見れば、今年は、6月20日か21日が夏至ですから、北半球は、8月は、もう秋ですよね?
ヨーロッパも?よくこの時期になるとイタリアの人たちと口論になるのですが、まだ35度は過ぎる!
まだ夏だ!とイタリア人は言います。私は空の色を見ろよ!風の匂いを感じろよ!蝉が突然なき止むのを感じろよ!というのですが?
そういえば、イタリア人に文学者がいましたか?スザンナタマローというのが10年くらい前に「わが心のおもむくままに」!
という難しい本でベストセラーになってその人が、うちの上に住んでいたけど?どうしましたかね?

文学と言えば、少年のころ読んだ本の読み返しをしていて、パールバックの「大地」を読みたいと思っていて、
いささか長編で本が重たいので、あきらめていたら、Ipadに入るのですね?
もちろんルビのふった古い活字では無理でしたが、全3巻読み終えました。
全くIpadとは、便利なものです。しかも、私は、少年のころけっこう感動したと思うこの「大地」は、でも終わりが何となく不自然と感じていました。
そしたら何と3巻あったことを今回知ったのです。ノーベル文学賞にしては?こんな終わり方でよいのか?なんて当時、生意気なことを感じていました。
パールバックは、王龍の最後の愛人梨華と 王元の奥さんになるだろう美齢と自分を重ねていることも分かりました。

りちの調べ!はい。
秋の季語ですよね?11月「律の調べ!」というイベントをやるのだそうです。
元々私の仕掛けだったのですが、それが変化して限られたお客様へのディナーショウになりました。
先週このリーダーとの会話で、オリーブの収穫時と重なるので、俺は日本に行かねえよ!
いや来てくれ!という問答の最中でして、八代亜紀を呼んで2500人二回のイベントでも、俺は行かなかった!
と訳の分からない抵抗を試みています。
元々がNovelloのイベントですから、どうなりますか?

 秋!そうなのです。虫の音、空の深さ、植物達がやっと乾燥に耐えられた!とささやいているのです。分からない?

じゃあわかりやすく。毎日泳いでいますが(トルコのイスタンブールにポスポラス海峡というのがあって、
6kmくらいでアジア人のレース参加者が少ないというので出ようと思っています。
もともとドーヴァーと思っていたのですが、ドーヴァーは、60km以上ですし、寒いから。)
うっかりシエスタを遅くまでしていて5時ごろから泳いであがるとゾクゾクと寒さをもう感じるのです。
そして食べ物がうまくなってきています。なにが? 今はズッキーネです。
IMGP8603.JPG
夏、鍋するのは、相撲取りかレスラーと以前から決まっていましたが、外は40度近いのですが、今日はズーッキーネのしゃぶしゃぶにしてみました。
Romaのアジア人スーパーのおばさんからトクベツに分けてもらった豆腐としらたきを添え、誰かの誕生日みたいに豪華な食事です。
 
 この暑いのに、気持ち悪い!すみません。
ここは、昼40度近くになっても朝晩は、本当に冷え込んで今朝、車の温度計は、14度でした。
でもまあこの記事見ている人はあまりいないから恨まれないでしょう。トランプさんのツイッターでもないし。

 ところで、「りちの調べ」うちに文学部出た奴いるのかな?それとも俳句やっているのがいるのか?
 どうしようかな?どうせ持ち出しの事業だし!リーダーは、私がいると、励みになる者がたくさんいるというのですが?
豚も乗せれば木に登る?

 りちの調べ!もう秋です。あと一週間もすると雨が降ります。そして大地からも水が上がってきます。
乾燥に耐えていた植物が息を吹き返します。のどの痛みが消えます。肌に潤いが戻ってきます。
 日本にも秋がきます。

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