オリーブの木の養生 オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

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オリーブの木の養生

 また夏の間にオリーブの木に蟻がよく巣を作ります。ほっておくと、なにもなくなってしまうので、追い出すのでなくて、雨が降ったときにその巣が雨水でなくなってしまうように、来の真ん中くらいまで切ってしまうことがあります。
 二年に一度なるこのオリーブの木にもいろいろな種類がありますが、一様に寿命が長く、今私がチェーンののこぎりを使っているのは、約150年ほど経っているいるものです。一番ふるいものは、FolignoのとなりにTreviという町がありますが、(泉ではありません)そこに1700年たっているオリーブを先日みる機会がありました。やはりそのオリーブも穴だらけだったのですが、元気に現役の役目をはたしていて、たくさんの実を付けていました。1700年前は確実にRoma時代でしょうし、150年前は、ここイタリアはまだ独立前ですし、誰がどう植えたのか?と思うと、なかなか深い思いになるのです。でも木としては、なかなか魅力のある木です。


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2007年8月22日 22:15に投稿されたエントリーのページです。

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