続いて春 Orvieto オルヴィエートのホテルから生の情報をお伝えします。観光ガイドには載らない本当のイタリア

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続いて春 Orvieto


 上腕二頭筋だけでなく、大胸筋も、張っています。今、もしどこかで死んで、死体解剖されると、「筋肉の発達は、ジムで出来た体にあらず。農業従事者と思われる。」などのコメントが出るでしょう。ともかく私が体をはって、できた庭です。疲れたので、ハンモックで休んで、直木賞・芥川賞でも読みますか?しかし、人間の体というのは、すごいものです。日々草刈り機20kgほどありますが、半日は、持ち歩いていましたが、5日目からは、重さを感じません。手もごつくなりました。飯も旨さが増します。
 
 私は、うまくないですが、料理も楽しんでいます。つぎの機会には、凝っている料理紹介します。

 ブドウの下の草を刈らないのは、乾燥で、根を枯らさないためです。農薬を使っていない証拠でもあります。左は、刈り取ったオリーブです。これを、朝、風のないときに、燃やすのです。このPotaturaという剪定の作業で、冬の収穫量が変わるのです。オリーブに重要な作業です。

 Upupa(ヤツガシラ)が戻って来ました。この鳥は、歩くたびに特徴ある冠と頭を大きく動かしながら、そして飛ぶときは、大きなぶちのヘリコプターです。よくタカや鷲に食べられないのか?と思うのです。よなきうぐいすも来て、夜もにぎやかに歌っています。

 ブドウは泣いています。でも、もう泣きつかれてきていますので、泣き止みます。冬たくさんの雨が降ったので、涙の量は、例年より多かった気がします。

 この時期、山菜も豊富です。タラの芽が出ています。もうすぐ、わらびです。そしてなんといってもイタリア人の多くがこの時期に収穫に行っているのが、このアスパラです。

 野生のアスパラは、香りが違うのですね?日本にありますか?私は、Romaのアジアンスーパーから買ってきた米とのりがあったので、のりまきにしました。Buono!でした。

 そして、さくらです。Il Riposinoには、5本のさくらの木があります。一つは私がもってきた、吉野のさくら。あとの残りは、さくらんぼのさくらです。

 このさくら老木で、満身創痍で、というのは、冬の間はきつつきに巣を真ん中に空けられ、今は出始めたありの巣に狙われているので、今年は、私が、ありよけの薬をこの老木の周りに撒きました。

Tulipanoも終わりです。短い命です。でも晴天の日々で2週間は、楽しませてくれました。昨年10月に植えたものは、全部出ました。
 Orvietoここのところ二週間晴天が続いています。土曜日に寒さが来るとか?
 Orvietoの春です。
 来週わらびを取りに行きます。

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2013年4月19日 13:31に投稿されたエントリーのページです。

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