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4月のOrvieto Il Riposino

2010.4.21

 このE-Mailの記事を見ている人はいないと思っていましが、見てくれている人もあるようで、ワインのボトリングは?という問い合わせを,ある人に、いただいたので、実は、草刈りでおおいそがしなのですが、何とか時間を見つけて、250Lほどのうちで作ったワインを、ボトリングしました。この自家製のワインで、何しろ気を使うのは、まったくSO2を入れたものではないので、温度なのです。ボトリング終了後すぐに地下のカンテイーナに入れないといけないのです。

 ときは、まさに春でして、今、ワインのつまみに、もっとも適しているのが、わらびで、さいわい、イタリア人は、誰もわらびを知らないので、それを摘んで、灰でゆがいて、おかかをすって、おしたしにして、食すのです。

 北の国から!というドラマがあったと思うのですが、田中邦衛が、一升瓶を抱えて、ぐだぐだ飲んで、ぐずぐずいろいろなこと言っているシーンが、頭に残っていて、そんな生活が、私の生き方の理想なのですが、ここには、焼酎も日本酒も貴重でして、仕方なく、5L入りワインを、飲むのが、その理想に近いものと考え、それを、実行するのです。

 カンテイーナは、地下室ですが、イタリアでは、必需の施設でして、ほとんどの家にあります。ときには、冷蔵庫のかわりに、でも、ワインの保存には、もっとも適切なものでして、白かびのでるものが良いとされているのです。
 初公開ですが、我が家の、カンテイーナを紹介します。

 そして、まだまだあと100L以上のワインがあるのです。それもまた、時を見つけてボトリングしないといけないのです。いつしましょうか?誰か助けてくれませんか?
 ところで、日本では、個人で酒をつくることは、許されていますか?酒税法違反ですか?
もしかして、私は日本人!違反ですか?

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