イタリアからのてがみ

Orvieto2011秋 

2011.10. 8

 シクラメンが咲きました。これは、そろそろオリーブの収穫だよ!という時期告げ花です。このシクラメンは、この時期から12月の半ばまで、けっこう長い期間、やわらかな砂地や、あまり犯されていない森に群生して咲いています。Il Riposinoの敷地にも、3箇所くらい咲きますが、群生というには、およんでいません。これは、門の前に咲いたものです。

 
 しばらくIl Riposinoを留守にしていました。
 夏から、夜になると、出没するいのししの被害にあっていて、ぶどうは、収穫してしまったので、よいのですが、秋になって、芝が伸びてくる時期に、全部その伸びてきた芝を、はいで、オリーブの根元のきのこやめめずを食べて行くのです。はいだものを、元にもどしても、翌日再度はいでいるのです。バッテリーで、電流を流して、このいのししの被害を防ぐ方法や撃ってしまう方法が、あるようなのですが、少しかわいそうなので、まだ、やっていません。でも、迷惑な話です。

 そしてそして、道路沿いの松の木の根っこが、マッザピエデイーという石とセメントで固定した門を持ち上げて、門が開かなくなってしまいました。弁護士を通じて、市にこんなわけで、直して欲しい!という申請を上げておいて、返事を待っています。でも直ぐに返答が返ってくるわけないし、しかし、お客さまが来るので、仕方なく、修理を優先させています。巨大な松というのは、夏枯葉が、樋を埋めるし、その枯葉は、するどいし、そして、夏は、全部が、乾燥しているので、燃せないし、始末に困るものなのです。自分の松なら仕方ないけど、門の前にあるつまり役所の松の根によっての被害は、困ったものです。日本ならすぐ処理してくれるのに!と、思いつつ、作業を見つめています。


もうすっかり秋です。
朝の気温は、何と5,5度Cにもなっています。もちろん、寒いのです。

そろそろ、オリーブを摘む準備をしないといけません。
誰か?助けてくれませんか?

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