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Pastaの国。それはイタリア!   Orvietoから

2014.5. 4

 この国は本当にPastaの国です。人間はもちろん幼児も老人も。犬のドッグフードにも、猫のキャットフードにもPastaです。もちろん今の時期は、そのPastaの原料の麦が、さわやかな新緑を見せつけてくれています。

 こういう店が、どこの町にもあります。つまり新鮮なPastaで生Pastaです。日本でも、生Pastaで売っているレストランがありますが、水が日本の場合、軟水なので、いくら良いセモリナ粉を使っても、イタリアの味にはかないません。
 で、中に入ると、

 こんなふうになっていて、その日の気分によって買って行く人が多いようです。「今日は何を作った?」と聞くと、「ウンブリケッリ、タリアテッレETC」と言われたので、ウンブリア州を代表するウンブリケッリをもらいました。

 定番ですと、ウンブリケッリには、トリフかアラビアータという辛いものが合うとされています。実は、私は今日は耳つまりOrecchiette(ローマ字ですから、オレッキエッテと呼んでください。)を欲しかったのです。以前、この町のあるおばあさんに教わったPastaでして、ただ親指で大理石のテーブルに押すだけのものですが、明日なら作ると言われウンブリケッリを買いました。

 今、ポパイと二人だけの生活でして、どうみても、250gで十分ですが、500Gは買わないと恥ずかしいので、買ったのです。でもこの国のPastaの位置づけは、日本で言えば、おじやみたいなもので、余ったものを入れればいいみたいなものと考えます。で、ここの今は、とまと、セロリ、きのこが余っているので、それらをみな入れてみたのです。

 美味なのです。そしてPastaの究極のごまかしは、赤、つまりトマトの赤があれば、パルメジャーノでふりかけ、トマトを使わないときには、白ワインを入れると、すべてのPastaは、きわめてうまいものになるのです。

 あしたは耳のPastaを求め歩き、白のPastaで、雨が降っているので、さわやかに空豆のPastaでも考えましょうか?

 あっつ!そういえば、今日VissaniのLucaに会いました。少し太ったようです。彼。

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