イタリアからのてがみ

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ご一行のおいでです。

2016.2.22

 京都の河上シェフがスタッフといっしょにおいでいただきました。

 にぎやかになりました。ワインはHIDEです。セコンドは、豚の首に近い肩です。

 相変わらずの手さばきです。しかし、動かしているうちに、彼は、料理が変わって行くのです。当初は、リゾットだったのですが?まあ、でもうまいから良いのですが。
 その後、一日して、Pesaroの彼の家を見に行きました。ほぼ完成していました。全景は、こうです。

 ここは、朝焼けと夕焼けが見えます。アドリア海側で、Fanoから20分くらいでしょうか?ぶどうにとって恵まれた環境にあります。まだまだ完全ではないのですが、良い環境です。
でも、河上さんと言ったらやっぱり食でしょう?Suino(豚の肉)の良い塊を買ってあったのを知っていたので、期待していたのです。でも、マダムとともに作ったトマトのフィノッキオのが旨かった。

これ、空間のないトマトを薄く切って、玉ねぎをみじん切りにして、塩コショウその上に、パセリというだけなのですが、まねした私には、まずトマトを薄く切れない。でもこんな簡単なのに、抜群のうまみです。やっぱりカバリエッリ勲章をもらった人だけのことはあるのでして、そう簡単にこんな風には出来ないですね!
で、セコンドは、

 みんなに、私が行くまで、食べちゃわないで!と言っていたものですが、言ったことを守ってくれました。その上、トリフのビアンケッタが入ったのでと、それを贅沢に使って、豪華なものでした。良い景色、素敵な人たち、うまいもの、健康なこと、そして、豊かな会話、生きていること、最高に幸せを感じたPesaroでした。まみちゃん、安達君、マダム、シェフ、ありがとうございました。

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