イタリアからのてがみ
草月流の福島光加先生がお見えになりました。Orvieto
2017.5. 1
画像暗いですね!
あまりにアスパラに凝って、だれか感動してくれる人はいないか?と手ぐすね引いていたら、福島光加先生が長い旅の途中にここによっていただきました。しかも私の料理を食べていただきました。もちろんアスパラのおしたしもメニュに加えました。
食べ終えて、ふと
お客様を迎えるときはこんな風に!と言って、
そして、庭から摘んだり切ったりしたのもので、
ともに葉は、ぶどうの白のピーノグリジョのものです。
大きな葉がないかしら?と言われ、イチジクを取ってくると、「白濁するので、」とおっしゃって、遮光の器?
ワインの赤のものでしたらと言うと、こうです。
すごいものですね!
もともと福島先生がおいでになったら、オリーブの枝を飾るとすぐへたってしまうので、へたらいない方法を聞こうと思っていました。返事は、簡単でした。植物は水あげするのに、茎の芯からではなくて皮の内側からなのだそうで、つまり切り口をいじめておけば、水あげするのだそうです。
そして、
何か草月流Orvieto支部みたいになりました。
もう少し周りかたずけろ!って?でも、飾っていただいて直ぐのほうがよいと思って画像にしました。
もう一つ勉強になったのは、花瓶?Vasoを重ねたり、見回して、いろいろなものを利用するのですね!
私は、花も好きですが、水に入った花の根本を見るのが好きで、透明なものを好むのですが、重ねるという発想はなかったのです。そして、あるものの多くを使うのです。料理皿を花瓶に、盛りの過ぎた花の花びらを飾りに!
知らない世界を見ました。
少なくとも、ここは、今日一日,草月流Orvietoなっています。
ついでに、2017年の私の作品です。
見事でしょう?でもどうやって飾りましょうか?バラの香りであふれることになります。