イタリアからのてがみ

ホームイタリアからのてがみまさにコロナの渦の中にいるようです。

まさにコロナの渦の中にいるようです。

2020.11. 7

 「歳をとった。もう希望がない、誰も愛してくれていない!」という口癖のヴィエトナム戦争中のシール(わかります?SEAL)だったアメリカ人が私の前から消えて、もう5年くらいになりますが、イタリアは、日々感染者が30000人を超えていて、となりのフランスは70000人を超えていると聞くと、別れたそのアメリカの友人のように、私も刻一刻と死が近づいてくるように感じてしまうのです。先日、Roberta Tardani市長に会って、俺がコロナになったら、出来るだけ優先的に診て!というお願いをした返事も、あまりはっきりしなかったし、一大事業のオリーブ摘みも、ヨットマンに断られ、別の友人にも敬遠され、娘にまで裏切られて、一人コエンザイムQ10飲んで、老体に鞭打って、摘んでいるとこのまま、だれにも会えないで、死んでゆくのか?などと考えてしまいます。
イタリアの今は、地域によって危険なゾーンが分かれていて、幸いここは、危ない地域でないのですが、政府が、病床がなくなると空いている地域に病人を運ぶという表明までしていると、日々のトレーニングの腹筋を200回から300回にしてもダメみたい。
 と思っていたら、突然黒い訪問者がありました。
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どうしようもなくかわゆいのです。
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オリーブを集めるセッキオ(バケツ)にも。こうして!
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私は、たぶんこの子は、飼い猫だと思うのですので、預かっているつもりですが、夜など寒いので、ドアを開けるとすぐ飛びついてくるのです。どうしましょう?
私はこの子にジジという名を与えました。

でも私は、今、コロナの渦の中にいる想いです。
さあ、生き残れるか?

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